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無敵の読解力

文春新書 1341
池上彰/著 佐藤優/著
著作者
池上彰/著 佐藤優/著
メーカー名/出版社名
文藝春秋
出版年月
2021年12月
ISBNコード
978-4-16-661341-0
(4-16-661341-3)
頁数・縦
255P 18cm
分類
新書・選書/教養 /文春新書
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価格¥850

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

最強のコンビには何を語ってもらっても面白い。今回は、各章で3〜4冊の書籍を参考資料にして、現代社会を縦横無尽に斬りまくる。まず、第1章のテーマは「人新世から見た仕事術」である。ここでの参考図書は、斎藤幸平『人新世の資本論』、グレーバーの『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」、それから白井聡『主権者のいない国』の3冊。斎藤氏が切り拓いた、新しい『資本論』からの視点と、「クソどうでもいい仕事」から、リモートワークの現在や、仕事そのものと資本主義について考える。第2章は、「米中対立 新冷戦か帝国主義戦争か」というホットなテーマを取り上げる。参考書は、ミアシャイマーの記事、レーニン『帝国主義論』、ホブソン『帝国主義論』、マルクス『経済学・哲学草稿』。いま世界が抱えているのはやはり米中対立の問題である。それを読解するには、レーニンの「帝国主義」が最適である。なぜなら、中国がやっていることは帝国主義路線そのものだからだ。この対立を歴史的にどのように捉え、どう対処していくべきかを探る。第3章では、「なぜオリンピックはやめられなかったのか」を分析する。部分合理性が全体の不条理を招くという意味で、東京五輪は、ガダルカナル戦やインパール戦に共通する。参考書は、菊澤研宗『組織の不条理』、後藤逸郎『オリンピック・マネー』、ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』、『日本陸軍 作戦要務令』。日本人に特有の病理が浮かび上がってくる。第4章のテーマは「愛読書から見るリーダー論」。日本の歴代首相、党代表は一体、どんな本を読んできたのだろうか。その結果は、目を覆いたくなるような惨状で、まともに本を読んでいるのは歴代の共産党代表と、中曽根康弘、細川護熙ぐらい。小泉純一郎、枝野幸男、田中真紀子、土井たか子・・・その浅さ、教養のなさに唖然とする。菅前総理が挙げたマキアヴェリ『君主論』にいたっては、二人の舌鋒は火を噴く。日本という国はつくづくと凄い国なのである。ちなみに参考書は、マキアヴェリ『君主論』と早野透『政治家の本棚』。

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